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@takako3599@fedibird.com

2026-01-17 12:17 UTC

“私は大空襲の期間中に、とくに一九四五年三月十日の東京大空襲のあとに、ああいう大災殃についての自分の考え、うけとり方のようなものが、感性の上のこととしてはついに長明流のそれを出ないことを口惜しく思ったものであったが、そのことと、そういう人災、大災殃を招いた責任を人民が処刑をする、あるいはリコールをする政治的自由、思想的自由のない長い長い歴史とは並び立つものであろうと思う。私は長明氏の心事を理解し、彼の身のそばに添ってみようとしてこれを書いているのだが、同時に私は長明の否定者でもありたいと思っているのである。” 7 世にしたがへば、身くるし 『方丈記私記』堀田善衞 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480022639/

Replies (1)

  • @takako3599@fedibird.com 2026-01-17 12:17

    “けれども、この現代においてすら、彼の死後七百五十年以上もへた現代においてすら、長明の否定者であるためには、われわれの全歴史の否定者でもあらねばならぬという至難の条件がともなっているのである。そういう万貫の盤石を持ち上げて歴史の根石もろともに投げ捨てるにひとしい強力な否定者というものも、「主上臣下、法にそむき義に違し、いかりをなしうらみをむすぶ。」と、叩きつけるように言った親鸞以外には、なかなかに見出だしがたいのである。” 7 世にしたがへば、身くるし 『方丈記私記』堀田善衞 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480022639/

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