『インサイダー』(1999年)を観た。
内部告発の映画であり、メディアコントロールを仕掛ける大企業とジャーナリズトのたたかいの映画。
何度でも言うけれど、ラッセウ・クロウが光るのはこういう「コミュニケーション不全のインテリ」役である。 精神的に追いつめられていくけれど言葉に乗せられずに中にため続ける姿が、あの目と恰幅の良さにはピッタリ。不安で膨れ上がった身体に見える。
アルッパチはいうまでもなくこういう役が似合ってるけれど、マイク・ウォレス役のクリストファー・プラマーがとても渋くてよかった。ジャーナリズムは持っているけれども、危ない橋は渡りたくない、キャリアの終わらせ方を考えればダメージを受けたくない、それで上層部に迎合してしまう姿を、決して下品にならずに語る。最後には自分たちの敗北を認める。自分がジャーナリストなら、ああはなりたくないけれど、すごい説得力ある姿だった。それにしてもたばこ会社は邪悪。
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