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@takako3599@fedibird.com

2025-06-07 12:46 UTC

“なぜ、アウシュヴィッツの生き残りが、「人間であることの恥」に苦しまねばならないのか?恥じることを知らない加害者の恥までも、被害者が引き受けて苦しまねばならないという、この不条理な転倒が起きるのは、なぜなのか?  その理由は、彼らが「汝の敵を愛せ」という教義を実践する高徳の聖人だからではない。  彼らは自ら「ユダヤ人は人間以下である」という思想の犠牲にされたが故に、その思想に対して、人間はみな等しく「人間」であるという思想を対置しなければならない関係に立たされるからだ。「ドイツ人」といえども、もちろん人間の例外ではない。ひとたび破壊された人間という尺度を再建しようとする限り、「人間」の犯す罪は否応なく彼ら自身に背負わされるのである。  「人間以下」とされたのはユダヤ人だけではない。「ジプシー」と蔑称されるシンティ・ロマの人々やアフリカ人も、ナチからみれば人間以下であった。同性愛者や心身障害者もそうである。ナチにとってポーランド人やロシア人などのスラブ人は将来奴隷とされるべき「低級人間(ウンターメンシュ)」であった。” 『プリーモ・レーヴィへの旅』 https://www.koyoshobo.co.jp/book/b311480.html

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