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@Django37564@fedibird.com

Post #4467513

2026-08-09 09:40 UTC

「こんなふうにして支配階級は日本古来の姿に帰るようにと、耳にタコができるほど人民に命令し、日本主義と日本精神について紋切り型のお説教をしている。しかし、つまるところ、日本人が自分のものとして誇るべきものは何であろうか?日本は天然資源の不足で、原料を輸入せずには重工業のいかなる分野をも維持することができない。文化に関しても貧弱である。ヨーロッパ的要素をなくすことが、日本人の近代的な社会生活の破滅を意味することを、支配階級は知らないのであろうか。きっとここでも、支配階級は破壊だけを知っていても建設を全然知らない、という自らの持ち味を、勇敢にも見せているのであろう。それとも、過去の一切を墓場から呼びもどして、奇怪な骸骨の踊りをみせるつもりだろうか。」 長谷川テル『暴政の国 日本』原文エスペラント語、中国語翻訳を経て日本語翻訳は竹内義一。1938年香港にて書かれた文章。長谷川テルは『フェミニズムと戦争協力』内で反戦活動家として名前を挙げられたエスペラント語作家で、昨年三和書籍から著作集が出版されている。戦時下の中国で日本軍の虐殺を言葉にし、抗日ラジオ放送にも携わった。 #読書 #マストドン読書部 https://sanwa-co.com/9784862516176-2/

Replies (1)

  • @Django37564@fedibird.com 2026-08-09 10:15

    また1938年重慶で書かれた『全世界のエスペランチストへ』という文章の中では自身の目で見た日本皇軍の中国大陸での虐殺を描き出し、「中国に住む日本人としての私は、みなさんに次のことを求め、またお願いするのです」として以下の4つを挙げている。 「 1 国際連盟規約第十六条を発動させるように、あなたの国の人民と政府を動かすこと。  2 あらゆる軍需品の日本への輸出の全面的禁止を、政府に要求すること。  3 日本商品の不買運動をおこすこと。  4 医療器具その他の必需品やお金を中国へ送るようにと、あなたの国の人民へ呼びかけること。」 日本が中国で行ったことはあまりにも今現在行われているイスラエルによるガザ侵攻と似すぎている。そして自らも殺される危険を感じつつ中国から世界へとメッセージを送りつづけた長谷川テル、中国名緑川英子、エスペラント名ヴェルダ・マーヨという人の、今にも通じる人権感覚の鋭さと強靭な精神を、もし同じ立場に立たされたとして、今の私が、それを持ち得ることはできるんだろうか。

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