Post #4459860
2026-08-09 05:22 UTC
「そもそも、日本軍「慰安婦」制度は、兵士の士気を保つために女性を性的対象として搾取することが必要だと考えるような日本軍の、そしてその背後にある日本社会の精神性によって支えられていた。こうした、戦場における拉致監禁による性搾取と、日本軍が金銭的に募集した日本軍「慰安婦」と、さらには日本国内の公娼制度は地続きである。日本軍の「慰安婦」制度を「日本軍性奴隷制度」と呼ぶことはなんら不当なことではない。国際法学者の阿部浩己は、一九二六年時点で国際法において奴隷制の要件が成文化されたことや、現在の国際法の見解をふまえ、「慰安婦」たちが置かれた状況を「自由・自律性の重大な剥奪をもたらすものとして、奴隷制条約に成文化されt国際法上の奴隷制の要件に合致するものと解することができる」と明言している。」
第五章『「満州国」における暴力と抵抗」より
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@Django37564@fedibird.com 2026-08-09 05:23
「こうした問題認識をまったく持たないまま、とりわけETV特集「問われる戦時性暴力」(二〇〇六年)への介入事件と、「吉田証言」に関する記事を朝日新聞が取り消した事件(二〇一四年)のあと、マスメディアの言論空間から日本軍性奴隷制度に関する言説はほぼ締め出されてしまった。むろんそれは、日本軍性奴隷制の抱える問題が、二一世紀の今日でも、日本のナショナリズムにとって急所であることを意味する。このテーマから目をそらし続ける状況は、単に過去に無関心なだけでなく、現在の日本社会のあり方を象徴的に示している。」 第五章 「「満州国」における暴力と抵抗」より