Post #3960509
2026-07-20 13:08 UTC
とはいえ、全く本人の言葉を採用していないわけではなく、いろんなことについて語ってもらっていて、それも十分に面白いのだが、なにかまだあるような感じ……と思っていたら、ある飲みの席で他の人が美奈子さんについて語る、という形で情報開示されるのがすごかった。当事者のことを当事者が語るという形が常に正しく起きたことを伝えられるわけではないんだなあと……適宜入ってくるロングショットにも引き込まれるものがあった。花々が手前にあって奥の物干し竿で干し柿がゆらゆらと揺れているシーンとかすばらしかったな~
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@Cement_Thing@fedibird.com 2026-07-20 13:08
『いつも茶畑で歌っていた』は小森監督自身の父方の実家でもある静岡県根本町の地名(じな)という地区を撮ったもので、パーソナルな主題であると同時にその地区に住む人々のあり方にも目を向けた、家族映画なのに開かれているという不思議な一本だった。 地元の製茶工場が閉鎖してしまったことから茶畑存続の危機になるわけだが、全てが失われてしまう前に、監督は地元の様々なものへ目を向けていく。民話・お祭り・そして父と伯父が作るフォークソング。 喪失の気配がありつつも、地元の人々へむける眼差しの揺るぎなさのおかげで雰囲気は暖かい。フォークソングが地元でかなり人気だったりするのもなんか微笑ましくてよかった。親戚の子どもたちが走り回りながら遊ぶ様子をじっくりと撮ったあとに、祖父にまつわるエピソードとラストの雪。住む人が変わりながらもなにかが続いていく。ゆったりとした山々の捉え方もすばらしい。 恵比寿映像祭ではこれインスタレーション形式で上映されていたらしいが、本当に映画館で見れてよかったな……と思った二本だった。 https://asianfilmjoint.com/