北野勇作
yuusakukitano@fedibird.com
<p>小説を書いたりしてます。</p>
Posts
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Post #4498676
【ほぼ百字小説】(6862) 人魚ではなく、人面の鯨。つまりあくまでも哺乳類であって、魚類ではないのだ。そして、食べてはいけないのは、食べると不死になるから、とかではなくて、鯨と同じ理由。だから、同じ理由で食べてもいい場合もある。 #百字怪談
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Post #4495065
【ほぼ百字小説】(6861) 鰹節で作った杭ではなく、ミイラ化した人魚を削って作った杭。人魚の肉を食って不死になった誰かが、死ねる方法を求め作ったとか。その杭を心臓に打ち込むという方法らしいが、吸血鬼とごっちゃになっているのでは。 #百字怪談
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Post #4433252
【ほぼ百字小説】(6854) 水茄子とレタスと水菜のサラダを毎日わしゃわしゃ食っている。スライスして軽く塩をした水茄子の食感と冷たさ。それにしても茄子のサラダなんて、子供の頃は考えたこともなかったなあ、と茄子で作った牛を見ながら。 #マイクロノベル #140字小説
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Post #3758351
【ほぼ百字小説】(6887) 死ぬ前に作る人と死んでから作る人がいます。そう言われたが、なんにせよ昔から工作は苦手。急ぐ必要はないですから、となぐさめるように言われながら自分の幽霊を作っている今は、死ぬ前なのか、死んでからなのか。 #百字怪談
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Post #3757294
【ほぼ百字小説】(6886) 道端の溝の中にミニチュアみたいな草原があって、ビーズほどの黄色い花が咲いている。星座のように感じられるのは、花が星の形をしているからか。星が消滅したり新しい星が出現したりする度、星系の運命を思ったり。 #マイクロノベル #140字小説
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Post #3713054
【ほぼ百字小説】(6881) 天使が通ると言うので待っていると、なるほどやっては来たが、天使なのかなあ。いやまあ人間離れした神々しさは感じるし、なにより背中に翼がある。だから、赤ら顔で鼻の長い天使、ということでいいのか。いいよな。 #百字怪談
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Post #3600027
【ほぼ百字小説】(6867) 苺狩りだが、最近の苺は素直に狩られているだけではなくて、逆に狩られたりもして、でもまあそれが人気だったりもするのだ。一段落する頃には、狩る側も狩られる側も真っ赤に染まる。苺の色か血の色かは知らないが。 #百字怪談
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Post #3552822
【ほぼ百字小説】(6862) 壊れたポンプが直せない、そんなSFを読んだのは、ひと昔以上も前か。第六だけでなく六基すべてが壊れたのだから、SFを越えるかも。そういえば最近、いろんなところでいろんな猿がいろんなものを欲しがっている。 #マイクロノベル #140字小説
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Post #3444499
【ほぼ百字小説】(6848) 泥の海にぷかぷかとハリボテが浮かんでいる。町と人は泥に沈んだが、ハリボテは浮かぶ。ハリボテだけ見ている分には何も変わっていないみたいだし、ハリボテを並べた連中は、ハリボテの上で今もそう言い続けている。 #マイクロノベル #140字小説