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@daikaku@fedibird.com

2026-07-01 02:59 UTC

黒田硫黄『船頭安五郎』、第1巻。いやあ、異次元の面白さです。時は天明、利根川を高瀬舟で舟運稼業の安五郎のロードムービー。江戸の舟運と舟宿で出会うアク強キャラたちとのストーリーが、エンタメとしても文化史的にも面白すぎる。船の構造とか、舟運の精度的な仕組みとか。 そして黒田硫黄はデビュー作から逃さず読んでいるはずだが、しばらく作品を描かないうちにすごく絵が上手くなってるんだけど!元々の筆の荒々しいタッチが幸いしてか、デッサンが崩れてるんだから崩れてないんだか分からなかったのが、崩れてない!というより黒澤映画を思わせる写実的な陰影で、絵としてずっと見てられる… 作中、茨城あたりから江戸に向かうので言葉もそれなりにそれらしさを反映しているのも楽しい。 付録は歴史資料館の探訪記録、取材記録でこれも興味深い。このところ当たりの漫画ばかり引いていて日常が捗って仕方ないが、これは頭抜けて面白いな。新河岸川、上福岡、取手市や印西市なども行ってみたくなる…

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