2026-08-09 10:00 UTC
RTAは、ゲームの一側面として見るなら、バグの研究やルートの最適化、乱数管理、操作精度など、非常に高度な競技として成立している。一方で、「ゲームを競技として楽しむこと」と「ゲームを競技としてしか見られなくなること」は別の話だと思う。
特にドラクエのようなRPGでは、町をうろうろしたり、NPCの話を聞いたり、寄り道したり、必要もないレベル上げをしたりする、効率とは無関係な時間そのものが楽しさだったりする。そこへ「その行動は何秒の損失」「その宝箱は不要」といったRTA的な視点を持ち込むと、ゲーム本来のゆったりした楽しみ方まで否定されるように感じてしまう。
結局、RTA走者には走者のゲームがあり、ゆっくり遊ぶ人にはその人のゲームがある。ゲームくらいは、他人と競争せず、自分のペースで楽しめる場所であっていい。RTAを否定する必要はないが、自分のゲーム体験にまで競技性を持ち込む必要もないのだと思う。
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