Post #4395049
2026-08-05 21:01 UTC
そうかもな
💬
敵意の政治にも良い点はある。
ここで敵意の政治とは、政策や利害が異なる/対立する相手を「間違っている競争者」ではなく、国家や社会、場合によっては民族そのものを脅かす脅威、排除すべき存在として扱う政治のことを言っている。
最も評価されるべき点では、アパシーの壁を壊す力を持っていることで、敵が明示されると特に若い世代は政治に関心を持って投票所に足を運ぶはっきりした傾向がある。
結果にぶっくらこいて何も言わなくなってしまったが、もともと日本のリベラルは若い世代に自分たちは支持されていると現実離れした妄想を抱いていたので、高市自民党政権が盤石の支持を獲得した2026年衆院選で、待望の若い世代が投票所に足を運んで、2024年と比べて、
18/19歳 39.43%→43.45%(+4.02ポイント)
20代 34.62%→39.01%(+4.39ポイント)
30代 45.66%→50.89%(+5.22ポイント)
で、全有権者の+2.41ポイントを遙かに上回る若年層の投票率を知って小躍りして喜びかけたが、結果を見て、いつもの自分の過失や敗北は認めない癖で、「リベラルを非難するのは間違っている。若い世代の無知をこそ問題にすべきだ」とかなんとか、なんだかエラソーを述べてはいたものの、
混乱した気持ちになって終わることになったようでした。
リベラル人たちが、督励よりは非難に近い言い方で常々主張していた「若者の政治に対する無関心が生んだリベラルの不振」が、実は、現実とはまったく乖離していた「自分が正義であるための夢」で、当のその無関心こそが自分たちが政治的勢力としていまのいままで延命して来られたことの理由であるという皮肉な現実と直面しなければならなくなった。
これはリベラルにとっては、現実が認識できただけでも、明らかに「進歩」で、
もうひとつ、現在の日本社会で、「何と何が対立しているか」を可視化する契機にもなって、日本でも、アメリカ並みに「リベラルは体制の一部にしか過ぎない」という認識が共有され始めていることをリベラル自身に教えることになった。
はっきり言ってしまえば、いままでバラモン知識人として、自由や平等、平和国家としてのありかた、フェミニズムに至るまで、ありがたい教えを垂れて食えてきたものが、どうやら、「思想輸入業」はうけなくなってしまったことに思い至らざるを得なくなった、ということなのでしょう。
https://open.substack.com/pub/gamayauber007/p/6-cad?utm_source=share&utm_medium=android&r=2bjlwu
Replies (1)
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@odakin@social.vivaldi.net 2026-08-05 21:05
これもそうっすね テルォで安倍晋三、殺されちゃったもんな既に。その段階 💬 以前に書いたアントニオ・グラムシのコンテキスト上にいて、いまの世界の政治状況に極めて示唆的な指摘を行いつづけているベルギーのシャンタル・ムフは「民主政治から情念や対立を完全に排除しようとすれば、不満は消えるのではなく制度外により危険な形で噴出する」と書いているが、日本社会は正に、理性的に振る舞おうとするあまり、「危険な形」の政治が噴出する直前の段階にある、と見ることが出来そうです。 言わずもがな、という気もするが、いかにも嫌悪をそそる容貌の「敵意の政治」には、無意味な中立、中間主義を成立させなくする、という効用もある。 「まあまあ、お互いに落ち着いて」は通用しなくなる。 増税か減税か、市場原理のそのまんま許容か再分配か、軍備拡張か軍事抑制か、政治的敵意は、国民に決断を迫る要素を持っていて、日本が、常に国家として発狂状態に入る寸前に「敵意の政治」の極端な形に陥って、往々にしてテロやクーデターにまで突っ走ってしまう理由がこれです。 曖昧な中立への反動としての暴力が台頭する。 https://open.substack.com/pub/gamayauber007/p/6-cad?utm_source=share&utm_medium=android&r=2bjlwu