2026-06-16 09:54 UTC
厄災を退けたものの、人間の器に耐えられる量ではないマナを自身の魔術回路に通したことで人の理から外れてしまい、魔力暴走を引き起こして魔女化した翼。
可奈は「パートナーは互いのけじめを付けるためにある」という事実を改めて突きつけられ、パートナーかつ密かに想い人だった翼を自分の手で殺してケジメを付けたが、結局大切な人間一人助けられず、ただ学園に使い捨てられた事実に絶望し、魔術の崇高さや御三家の矜持など一つも信用しなくなり、ただ空虚だけが残ってしまった。
生きる骸のようになった可奈に覇気は無く、周囲からは「人間と付き合い凋落した御三家の恥」と指さされるようになった。
可奈は周囲の評価などどうでもよかったが、かつてはライバルだった同じ御三家の春香から翼の事を煽られたことは許せず激高。その場で不意打ちする形で春香を半殺しにしたあげく、そのまま殺しかけた所をすんでで桃子先生に止められる。最悪の事態は避けられたが、春香は医務室送り。可奈もそれが原因で改めて謹慎を食らった上、懲罰として塔行きが決まった。
しかし、塔行きを通告する直前に可奈が失踪。可奈は学園から1人抜け出して禁忌の古式魔術の中でも伝わる死者の魔術の存在を改めて追い始めた。かつての魔術の崇高さを語っていた頃は見る影もなく、手段を選ばずに人を軽率に殺す人間と化した可奈は、やがて魂を司る石と呼ばれる法具を崇拝する反魔術協会系の古式魔法宗教団体に一人でカチ込み、殺戮と破壊を繰り返し半死半生になりつつもこれを殲滅。魂を司る石を奪取するが、それも結局はそのような力は無く、翼を取り返すことは出来ない事を改めて突きつけられ、死体と血みどろの中で始めて人間のように慟哭を上げるのだった…
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